

減量をしてみたいのだけれど、有酸素運動がいいのか食事制限がいいのか・・・わかりませんね
減量というのは人によって効果的な方法が異なったりします。なので、様々な方法を試してみたうえで、自分に合った減量方法を見つけるのが一番いいと思います。
ここで紹介する方法は、数ある減量方法の一部にすぎませんが、あなたの減量の方向性を決める一助になればいいなと考えています。
ではさっそく参りましょう。
有酸素よりも食事制限がおすすめ
この記事では、有酸素運動よりも食事制限を推します。現に、私は減量時に有酸素運動は基本的には行わず、食事コントロールのみで15キロ(180cm/85キロ→70キロ)の減量に成功しています。
なぜ食事制限がオススメなのか、その理由について説明していきます。
有酸素運動は費用対効果が低い
下記の数値を見てください。
- ウォーキング・・・361kcal
- ジョギング・・・588kcal
- 水泳(クロール)・・・697kcal
- サイクリング・・・672kcal
これらは体重が80kgで60分それぞれ運動した場合の消費カロリーです。体重が80kg以下の場合はもう少し下がります。
上記の中では水泳(クロール)が一番運動強度が高いです。しかし、やってみるとわかるのですが1時間クロールで泳ぐというのはかなりしんどいです。それでも700kcalも消費しないのです。
現実的に実現可能なのはウォーキング1時間もしくはジョギング30分でしょうか。そうなると、推定消費カロリーは400kcal弱ということになります。
食事制限は費用対効果が高め
食事制限の場合は「400kcal消費する」ではなく「400kcal制限する」という考え方です。つまり、1日の飲食の中で400kcal減らすだけでウォーキング1時間以上、ジョギング30分と同等もしくはそれ以上の効果があるということです。
たとえば今まで食事と一緒に飲んでいたコカ・コーラは500mlで225kcal。それをコカ・コーラゼロに変えるだけでウォーキング30分の効果と同等になります。
そういう小さいカロリーの削減が増えることによって、摂取カロリーをどんどん減らすことが可能です。
- 飲み物をすべて水にする
- 間食しない
- ご飯を少なめにする
毎日有酸素運動に時間を割くよりも、これらのほうが簡単ではないですか?たいしたことはないですが、若干の食費減少も見込めます。
カロリー制限は時間を要しない
1日1時間をランニングやウォーキングのために確保するというのは、メンタル的にもスケジュール的にもキツくなる方も多いはずです。
日々筋トレをしている方はなおさらでしょう。
食事制限はそれがありません。
有酸素運動は最終手段として残しておきたい
有酸素運動ももちろん減量に有効です。
減量というのは常に「停滞期」との闘いを強いられます。それが極限になったとき、最後の手段として有酸素運動が活きてくるという考えです。
「最後の一絞り」というような場面で使える最後のカード。
切るか切らないかはわからないですが、切り札は多い方がいいです。
ちなみに私がオススメする有酸素運動はHIIT(ヒート)です。これについてはまた記事にする予定です。
まとめ
- 「カロリーを消費する」のではなく「カロリーを制限を優先」
- 有酸素運動の時間を確保するのが難しい場合がある
- 有酸素運動は最後の切り札
いかがでしたでしょうか。
私の場合、減量が末期になり体重がほとんど減少しなくなったときにようやく有酸素運動(HIIT)を取り入れるようにしています。だいたいそれで目標は達成しているので、私はこのやり方が合っているのかなと思います。

ではカロリー計算が必要になるよね?そこらへんめんどくさい
と考える方もおられるかもしれません。私もそうでしたが、自分のメンテナンスカロリーや摂取している食事のマクロ栄養素を把握しておくのはとても重要です。
もしあなたが本気で減量に取り組むのであれば、このあたりは必ず把握しておくべきです。でなければ試行錯誤しても曖昧なものになってしまいます。
頑張りましょう。