
「着替えとかサプリとかジム行くまでの準備が面倒!!」
「マスクしながらのトレーニングは酸欠で死ぬ!!」
「混んでる!!やりたいマシンが一生空かない!!」
という人はとても多いのではないでしょうか?私もその一人でした。
なので思い切ってホームジムを作りましたので、よかったら参考にしてください。
どの部屋に作るか
まずはここから。
我が家は軽量鉄骨の一軒家。旭化成(へーベルハウス)の物件で築30年。
景観の関係上1階にハーフラックなど置けません。
筋肉系YouTuberのコアラ小嵐さんはリビングにハーフラックを置いているので猛者です。
私はそれが嫌だったので二階の空き部屋にホームジムを作ろう!!と決意。
耐荷重について
注意すべきは耐荷重。
これは本当に注意しなければ大事故に繋がりかねない。
ということですべての重量物を数値化するところから開始。
基本的には木造の場合、2階部分へのパワーラックやハーフラックを取り入れたホームジム作成は、多くの方が「やめておけ」と言っています。
なにしろ基本構造が1階部分と違いすぎるとのこと。
新しく家を建てる際にホームジムを作りたいというのであれば、設計の段階で相談しておくのが一番です。
設置予定のマシン類
ハーフラック
商品:ONIハーフラック(武器屋.net)
重量:約150キロ
ラットオプション
ハーフラックに増設可能なラットオプション
商品:ラットマシンロープーリーアタッチメント(武器屋.net)
重量:約63キロ
バーベル&プレート
商品:ONIパワーリフティングバー、ONIバンパープレート(武器屋.net)
重量:20キロ+108.5キロ=128.5キロ
ベンチ
トレーニング初心者の頃に購入した安価なもの。将来的にはMBCスポーツあたりの40キロくらいあるベンチを購入予定なので、そのつもりで計算してみます。
商品:アジャスタブルトレーニングベンチ(ウルトラスポーツ)
重量:13.4キロ
重量物合計:354.9キロ
これに自重(増量期を見越して)85キロを足すと
総重量439.9キロ
ベンチをMBCパワーのもの(約44キロ)と仮定すると
総重量約470キロ
細かいところですが、荷重分散のための合板やフロアマットもあるので、トータルでかなりの重量になります。
「不安!!不安でしかない!!」
ということで旭化成に電話してみました。
「荷重分散していただいていますし、鉄骨造なので大丈夫かと思います。念のためへーベル板と鉄骨の位置がわかるご自宅の見取り図をお送りしますね」
ということで送ってもらいました。
とても親身になっていただけるあたり対応がいいですね。
さすが旭化成。高いだけある。
で、送ってもらったのがコレ。
緑のT字にラインが走っているのが鉄骨部分。
ハーフラックはちょうどその上あたりに配置されているので、かなり理想的なポジショニングでは?と思いますが、念のため部屋の写真と「ここらへんに配置してます。大丈夫そ?」という記載をして旭化成に送ってみます。
荷重分散の方法
一層目(最下層)
フロアマットを全面配置。
本当はジム用の硬度が60度以上あるものが良かったのですが、高額で手が出ず。
表面がラバー仕様(硬度50~55度)になっているフロアマットを購入しました。
最初は16枚セットを購入したのですが、6畳全面に配置するにはぜーんぜん足りなかったので、16枚セットをもう1セット購入することになりました。
ご購入の際は、サイズはきちんと測ってから購入しましょう。
二層目
二層目はハーフラック上のみですが、ホームセンターに売っている合板。
180cm×90cm×1.5cmを二枚。
三層目
これもハーフラック上のみですが、軽トラ用のゴムマット。
140cm×20cm×厚さ5mm。
うまい具合にカットして使用。
配置していく
まずは床全面にフロアマット。そして合板。
フロアマットの上に合板を乗せた図。
最初は部屋の短辺側にハーフラックを設置しようと思いましたが、220cmのシャフトにプレート交換をすることを考えると幅がキツイと判断し、長辺側に設置することにしました。ので、実際の設置場所は写真とは少し位置が異なります。
これがフロアマット→合板→ゴムマット(一番上)を敷いて、ハーフラックを置いた様子。
なるほどなるほど。
これでいきましょう。
ベンチの脚側まで合板が届いてないので3度くらい傾斜がついてインクラインになってしまいますが、余ったフロアマットを重ねて置くということで無理やり解決としました。
最終的に
こうなりました。
絵に描いたように自画自賛をしますが、この素敵すぎる内装はDIYで塗装したり壁紙貼ったりしました。
それはまた需要があれば別記事で紹介します。
これで正解でした。
これ↑は部屋の短辺側にハーフラックを置いたと仮定した時のシャフトと壁までのクリアランスがわかる画像。
体格にもよりますが、プレートの付け替えに無理な姿勢を強いられる可能性が高いです。20キロのプレートを無理な姿勢で持ったら下手をすればどこかヤッてしまいそうです。
ホームジム用に開発されたショートスリーブであれば、200cm以内に収まるものもあるので、6畳の短辺側でも大丈夫だと思います。
しかしショートスリーブだと重量が15キロだったりするので、私は220cmにこだわりたかった。
実際にホームジムを作ってみて
快適すぎる
この一言に尽きます。
マスクがないだけで天国。
マシン待ちがないのも天国。
声出し放題。
シャワー待ちもゼロ。
インターバル取り放題。
ベンチプレスやり放題。
気が向いたら5秒でシャフト触れる。
ということでホームジム、オススメです。